Win31J レスキューキット
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FAQ集

対 策

* レスキューキットを使っていてもメモリー不足が出る

レスキューキットを使っていてもメモリー不足が出る場合があります。
原因は色々考えられますが、集約すると次の3点でしょう。

  1. レスキューキットでカバー出来ないほど重傷である。
  2. 環境によって違いはありますが、ウィンドウズ起動直後の残り容量が30Kバイトを切っている場合は、要注意です。
    アプリケーションを使っているうちに、メモリー不足が出る可能性があります。

    参照:コンベンショナルメモリーの空き容量はどれくらい必要か?

  3. レスキューキットの監視外の状況でコンベンショナルが消費される。
  4. レスキューキットは原理的に、アプリケーションの起動時や、ドライバー(.DRV)やライブラリ(.DLL)が 組み込まれる時点だけを監視しています。
    したがって、そのような状況ではない時(1)に、 フィックスド属性でグローバルメモリーが確保されると言うような事が起こり、コンベンショナル メモリーが占有されたとすると、それに対しては全く手も足も出ないわけです。

    どうも、最近このタイプのアプリ/ドライバーが増えてきた(らしい)です。 たとえばPC98の新しいシリアル回線ドライバーなどの例があります。
    環境によって違いはありますが、ウィンドウズ起動直後の残り容量が64Kバイト以上あるにもかかわらず、 残り容量が0近くまで低下し、メモリー不足に陥る場合はこのような状態が考えられます。

    (1) たとえばアプリが実行されている途中で、印刷を始めて、ある行数を超えてから・・・とか言った場合。

  5. レスキューの機能がオフされている。
  6. レスキューキットの「領域確保」がオフになってると、当然ながらメモリー不足エラーがでます。
    「領域確保」の設定は、レスキューのアイコンからのメニューにも表示されますし、WINRESQ1.EXE を起動すると 設定パネルにも表示されます。
    また、レスキューのアイコンが ■ のように、水が入った状態で「領域確保」が機能しています。
    これが □ のように水がなくなった状態ですと、機能が停止していることを示しています。

  7. 何らかの異常な状況にある。
  8. コンベンショナルメモリーの残り容量は十分あるのに、メモリー不足が出る場合については次を参照してください。

    参照:Windows 3.1 で「メモリー不足でプログラム実行に失敗」する原因

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対 策:

  1. ウィンドウズ起動前のDOSでの容量を増やす。
  2. これにはさまざまな方法があるでしょう。
    が、基本的には、CONFIG.SYS ファイルや AUTOEXEC.BAT ファイルを書き換える方法と、 専用の特殊なソフトを利用する方法があります。

    専用のソフトとしては、MEMMAKER(MSDOS に標準添付)や QEMM、MEMMAX 等があります。

  3. レスキューキットの最新版(β)を試す。
  4. 下記の試作品の機能の一部を組み込んだ最新版(ただしまだβ版です)がありますので、まずそちらを 試してみてください。

    * レスキューキット version 1.6 β版

  5. レスキューキット『補助具』を試す。
  6. これは、コンベンショナルメモリーを細かく分断化するためのソフトです。
    このソフト(SetFrag.exe)が常駐している間だけ、設定した値(標準では32Kバイト)以上のサイズの フリーエリアが出来ないように細分化します。
    動作方法や、パネル表示等も SetFree.exe にそっくりですので、使い方は難しくないと思います。
    * レスキューキット『補助具』β版

  7. レスキューキット「番外編」を試す。
  8. 「番外編」と言う、特殊なバージョンがあります。これはまだまだ完全ではないため、ベータ版扱いです。
    動作の保証もありませんし、環境を選びます。十分に注意の上、お試しください。
    ただ、問題なく動作する環境では、すばらしい効果が期待できます。

    * レスキューキット「番外編γ1」

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以上。


* Win31J レスキューキット FAQ集の目次

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