Win31J レスキューキット
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FAQ集

* Windows 3.1 で「メモリー不足でプログラム実行に失敗」する原因

Windows 3.1 で、プログラムマネージャやファイルマネージャなどからアプリケーションを起動した時 「メモリー不足で実行出来ません」と言うダイアログ表示が出て、実行に失敗する事があります。
ほとんどの場合はレスキューキットで解決出来ると思いますが、解決出来ない場合もあります。
考えられる原因は次のようなものです。

  1. コンベンショナルメモリーが足りない。
  2. これがもっとも普遍的な原因で、この場合にはレスキューキットで解決します。

  3. プログラムファイル(EXEまたはDLLファイル)が壊れている。
  4. まれにこういう事があります。ヘッダー(EXEファイルの先頭部分)が壊れているファイルを起動してもなります。

  5. HDDのアクセスエラー。
  6. 上記と同じ事ですが、ファイルは壊れていないのですが、HDD(またはFDD)でアクセスエラーが出ている場合になる事が多いです。

  7. リソースが足りない。
  8. システムリソースが10%を切るとエラーが出る(と言うよりシステムそのものがエラーを出す)ようです。ただ、この場合にはそれ以前に画面が崩れたり動きが極端に遅くなったりして来ますのでわかると思います。
    注)システムリソースの残量はプログラムマネージャなどの「ヘルプ」メニューから「バージョン情報」を選ぶと表示されます。

  9. 複数回の起動に対応していないアプリケーション。
  10. 完全には確認出来てませんが、一部のアプリで同時に二つ以上を起動しようとすると「メモリー不足」エラーが出る場合があります。
    内部でシェア(共有)出来ないリソースを使ってる場合などに出るようです。

  11. バージョンの違うプログラムファイル(EXE)の存在。
  12. バージョンの違うプログラムファイル(EXE)があり、最初の起動と2番目の起動を違うバージョンのファイルで行うとメモリー不足のエラーが表示されます。
    理由は2番目のプログラムを起動する時に、ウィンドウズ内部で 2.と同じような状態となるからだろうと思います。

  13. プログラムが完全に終了していない。
  14. 6.と良く似てますが、最初のプログラムを終了していても、何等かの原因で完全に終了していない状況になっているとき、同じプログラムを起動しようとするとメモリー不足のエラーが表示されます。
    必ずこのような状態になるアプリケーションがあれば、それはバグですのでメーカに改善を要求しましょう。

以上。


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