Win31J レスキューキット
--- Sorry, Home Page in English is under construction.

FAQ集

* 手動でレスキューキットを組み込むには?


* 「Win31J レスキューキット」を、インストーラを使わず手動でウィンドウズに組み込む手順について解説します。

組み込み方法については、「フルインストール」「簡易インストール」「初期値のみ増加」の3種類があります。
なお、出来るだけ「フルインストール」が望ましいですが、「フルインストール」でまれに問題 (一般保護違反など(注)が発生することがあります。その場合には「簡易インストール」に 切り替えることで、回避出来ることが多いようです。

注)原因は、ディスプレードライバーやプリンタードライバーの設計不良(バグ)が大半です (まれに他のモジュールが関係していることもあります)。 この点に付いては次も参照してください → 一般保護違反

また、すでに「HOOKMAN.DLL」が組み込まれているシステム(これは、Win/V など)の場合には 「初期値のみ増加」でインストールしてください。

* フルインストール

  1. 必要なファイルをコピーする。

    ファイルは

    SETFREE.EXE
    CZDOSMEM.DLL
    APIHOOK.DLL
    HAYAOKI.DRV
    の4個。
    この内、CZDOSMEM.DLL と APIHOOK.DLL は \WINDOWS ディレクトリまたは \WINDOWS\SYSTEM ディレクトリに、残りのファイルは任意のディレクトリにコピーする。このディレクトリについては特に制限はなく、以後の説明では %WINRESQ% として参照するものとする。
    標準のインストールでは、\WINDOWS 配下に、\WINDOWS\WINRESQ を作成して使用している。

  2. SYSTEM.INI の変更。
    SYSTEM.INI ファイルの [BOOT] セクション、drivers= エントリーを次のように変更する。
    標準では
    drivers=mmsystem.dll
    となっているが、これを
    drivers=%WINRESQ%\hayaoki.drv mmsystem.dll
    と変更する。ただし、場合によっては mmsystem.dll 以外のドライバーが指定されているかもしれないし、 mmsystem.dll に空白で区切って別のドライバーが追加されているかもしれないので、強制書き換えするのではなく、最初の位置に hayaoki.drv を追加するだけで、それ以外の部分を変更してはいけない。
    また、すでに hayaoki.drv が追加されている場合には何もしない。

  3. WIN.INI の変更。

    WIN.INI ファイルに次のように [czSetFree] セクションと、[Early Bird] セクションを追加する。

    [czSetFree]
    SetFree=%WINRESQ%\SetFree.exe
    StackSize=2048

    [Early Bird]
    SetFree First=%WINRESQ%\SetFree.exe -r512
    SetFree Second=%WINRESQ%\SetFree.exe

    注)ただし、最後の SetFree Second= の設定は必ずしも必要ではない。また、この行があると、 LAN MANAGER では、問題が出ることがあるようなので、 LAN MANAGER がインストールされている 場合には無しとするか、全てのインストールで最初から無しにしておいても良いだろう。
    重要:
    以上で基本的なインストールは終了する。最後に [czSetFree] セクションに userid=????? の 設定を加える(????? の部分は、実際にはマシン構成から生成されるキー文字列が入る)。
    この設定がないと、SETFREE.EXE は「正しくインストール出来ていません」と言うエラーを表示して、 アボートする。
    ただし、この設定(キー文字列)の具体的な内容については、当該パソコンの設定等とも関係しますので、 小社までお問い合わせください。
    まったく同一構成のパソコンの場合は、最初の一台をインストール後、その設定をコピーしても問題ないと 思います。ただし、問題ないかどうかのチェックは入念に行ってください。

  4. アイコンの登録。

    プログラムマネージャにアイコン登録する場合は、SETFREE.EXE を登録する。ただし、このプログラムを明示的に起動する必要があるのは、SETFREE.EXE のメニューで「アイコンを隠す」に設定してあり、且つ、モニター表示を見たい場合、乃至設定を変更する場合だけである。
    SETFREE.EXE の起動は、SYSTEM.INI 中の hayaoki.drv が自動的に行うので、ユーザーが意識する事はない。

  5. ウィンドウズの再起動。

    インストールした結果が有効になるためには、ウィンドウズを再起動する必要がある。

to top


* 簡易インストール


  1. 必要なファイルをコピーする。

    基本的な手順は「フルインストール」に準じる。

  2. WIN.INI の変更。

    「フルインストール」との違いは、

    1. SYSTEM.INI の設定が不要である。

    2. WIN.INI の [Early Bird] セクションが不要である。

  3. WIN.INI の [windows] セクション

    load= エントリーの最初に

    %WINRESQ%\SetFree.exe
    を追加する。つまり、元々
    load=program.exe
    となっている場合には
    load=%WINRESQ%\SetFree.exe program.exe
    と変更する。

    以上である。

to top


* 初期値のみ増加。


  1. 必要なファイルをコピーする。

    基本的な手順は「フルインストール」に準じる。

  2. SYSTEM.INI と WIN.INI の変更。

    基本的な手順は「フルインストール」に準じる。

  3. スタートアップグループへの追加。

    プログラムマネージャのスタートアップグループの最後に、次の設定を追加する。

    %WINRESQ%\SetFree.exe -q


to top


以上。


* Win31J レスキューキット FAQ集の目次

Copyright (c) 1994-1996 CSD,inc. and shoda T.

お問い合わせは: shoda@csdinc.co.jp