---------------------------------------------------------------------- ISH(Multi Volume 対応)/ UUDECODE ツール AISH32.DLL AISHMV32.DLL for Windows 95/98/NT Ver. 0.04 Apr. 15, 1999 Copyright (C) 1993-1995 小笠原博之 Translated 1999 by 島田博幸 ---------------------------------------------------------------------- 1. まずはじめにお読みください  この文書は、次のプログラムが対象です。 AISH32.DLL : aish を WIN32 DLL に移植したプログラム AISHMV32.DLL : aishmv を WIN32 DLL に移植したプログラム 2. なんのソフトなの?  MS-DOS などで有名な ISH 形式のファイルに変換したり、ISH 形式のファイ ルからもとのファイルを復元したりするソフトウェアです。  UNIX などで有名な UUENCODE されたファイルを復元することもできます。な お、UUENCODE は復元のみ可能です(エンコードはできない)。  ISH で、ロング・ファイル・ネームに対応しています。AISH 同士でしたら、 長いファイル名が使えます。  使い方や詳しい説明は、.\DOC ディレクトリ下のオリジナル文書をご覧くだ さい。 3. インストール  AISH32.DLL および AISHMV32.DLL をパスの通ったディレクトリにコピーしま す。たとえば、Windows の SYSTEM ディレクトリなどです。  AISH32.DLL および/または AISHMV32.DLL に対応しているアプリケーション は、これで DLL を正常に呼び出すことができます。 4. 使い方  詳しくは .\DOC にあるオリジナルの説明書をご覧ください。  ここでは、簡単な使い方を説明します。 (1) FOO.LZH を ISH ファイルに変換する AISH -7 -d -t25 FOO.LZH (2) FOO.LZH を 50 行のマルチ・ボリューム ISH ファイルに変換する AISHMV -7 -m50 -d -t25 FOO.LZH (3) FOO.ISH を復元する AISH FOO.ISH (4) FOO.I01 から FOO.I10 を復元する AISH FOO.I??  上記のように、ワイルド・カードも使えます。ただし、"FOO.I??" のように "" で囲まれたワイルド・カードは展開されません。 注意:  このバージョンの DLL はワイルド・カードに対応していません。明示的にファ イル名を列挙して指定してください。 例: AISH FOO.I01 FOO.I02 ... FOO.I10 5. 原作者はどなたですか?  小笠原博之さんです。連絡先とウェブ・ページはそれぞれ、 oga@art.udn.ne.jp oga@dgw.yz.yamagata-u.ac.jp http://www.vector.co.jp/authors/VA004474/ http://www.hyon.udn.ne.jp/ です。 6. 移植したのは誰ですか?  島田博幸(私)です。連絡先とウェブ・ページはそれぞれ次の通りです。 shimaden@annie.ne.jp http://www.annie.ne.jp/~shimaden/ 7. フリー・ソフトウェアなのですか?  原作のパッケージには、再配布や改変の規定が明確に載っていませんでした。 そのため、原作者の小笠原博之さんに e-mail でおたずねしたところ、 (1) 小笠原さんの原作はフリー・ソフトウェアである。 (2) 小笠原さんの原作のアーカイブの再配布も OK。 (3) 原作を他のプラットフォームへ移植してそれを配布しても OK。 (4) 原作のソース・コードを他のフリー・ソフトウェアにリンクしてもと りあえず原則 OK(DLL 化することも含む)。 とのご回答を頂きました。  ただし、(3) および (4) については、著作権表示は厳守とのことでした。  注意していただきたいのですが、(3) および (4) については私個人に対して 許可してくださったのか、すべての人に許可してくださったのか分かりません。 これらを行おうとするときは、小笠原さんに確認していただいた方がよいかと 思います。  また、(4) より、シェアウェアや商用ソフトウェアが AISH32.DLL または AISHMV32.DLL を呼び出すことは、許可されていないかもしれません。  シェアウェアまたは商用ソフトウェアの作者がこのパッケージの DLL を利用 するアプリケーションを公開するときは、小笠原さんに連絡してみてください。  もちろん、フリーソフトは、このパッケージの DLL をリンクしてもなんの問 題もありません。 8. 配布規定は?  私が移植した WIN32 DLL 版については、配布を許可を頂いてますので、この パッケージの再配布は自由です。  文書ファイルの改変は厳禁です。 9. コンパイル方法(ソフトウェア開発者以外は関係ありません)  すでにコンパイルされているので、特にご自分でコンパイルする必要はあり ません。  ご自分でコンパイルされる場合、.\SRC ディレクトリに入り、コマンド・ラ インから次のように実行します。 make コンパイルには Borland C++ Builder 3 を使用しました。これ以外のコンパイ ラを使用される場合には、上記の方法そのままではたぶんうまくいかないと思い ます。 10. 免責  あなたがこのパッケージのソフトウェアまたは文書を使用したことによる、 または使用しなかったことによるいっさいの責任は、あなたが負うものとしま す。 11. ファイル構成  FILES.txt をご覧ください。  .\DOC ディレクトリ内のオリジナル文書は、UNIX を前提に書かれているので、 Windows 95/98/NT で使う場合には適宜読み替えてください。 12. 筆者  この文書の筆者は島田博幸です。 13. 謝辞  原作者の小笠原博之氏、C++ Builder ML のみなさま、Arc-dev ML のみなさま に助けていただきました。どうもありがとうございます。 島田博幸 shimaden@annie.ne.jp http://www.annie.ne.jp/~shimaden/ JQ1WDN @ JM1YSB.10.JNET1.JPN.AS